こんなことも機械油で改善…!?

2. 省エネ化

油圧システムにおいて、ポンプによるエネルギーは配管の抵抗損失などにより失われ、実際に使えるエネルギーは少なくなっています。
配管抵抗損失を抑えるには、作動油の粘度を下げることが重要ですが、作動油は温度が低下すると粘度が高くなってしまう性質があります。
温度に対する粘度の変化率を粘度指数といい、変化率が小さいほど高い数値となります。
粘度指数の高い作動油ならば、寒い季節でもポンプの消費電力を抑えられます。

省エネ化