焼きばめ装置
「パワークランプ」のご案内

DMG森精機が認証するDMQP製品から、
HAIMER社の焼きばめホルダーをご案内します。
焼きばめ装置の導入により、高精度な加工や、荒加工における
時間短縮、工具寿命の延長などが期待できます。
そもそも焼きばめとは?

焼きばめとは加熱し熱膨張させたホルダに工具を挿入し、その後冷却し収縮させることで工具を把持する方式のことです。
熱の性質を利用していることから、一般にコレットチャック方式よりも高剛性かつ高精度な把持が可能です。

工具把持部を熱した場合でもカバーがついているため
やけど等の心配はありません。
また工具ごとに自動で温度調節が行われるため、過熱等の心配はなく、
常に最適な焼きばめが可能です。

安全性十分でやけどの心配なし!
常に最適な焼ばめが可能です。
こんなお困りごとはございませんか?


お困りごと
加工時に工具のビビりが発生してしまい加工速度を上げられない…

ご提案
焼きばめホルダならば、荒加工/高精度加工にかかわらず加工速度を上げられます。



お困りごと
油圧やコレットチャック、使い勝手はいいけれど形状的にワークにあまり近づけない…

ご提案
焼きばめホルダはシンプルな1ピース構造で小型でありワークに干渉しにくい形状です。



お困りごと
工具交換の度、締め具合や安全の確認に時間がかかる。工具交換時間を削減したい。

ご提案
焼きばめ装置パワークランプを用いれば、短時間で簡単に信頼性ある取付が可能です。

焼きばめホルダは、構造がシンプルで高い取り付け精度や剛性が特徴です。
専用の装置を使うことで安定した取り付けが可能であるため、初めてでも簡単に最高のコンディションの実現が可能です。
メリット1:安定で最高の加工条件を実現




■高剛性
焼きばめホルダはコレットチャックに比べ構成部品が少なく
一体となっていることから、高い剛性を持ちます。

■高い保持力
焼きばめホルダは、コレットチャックに比べシンプルな構造であることから、工具を把持する面積が広いため、高い工具保持力を持ちます。
剛性の高さと高い保持力から
荒加工でも問題なく加工でき
加工時間も短縮可能です!


■高振れ精度
冷却により焼きばめホルダは均一に収縮するため、偏りのない把持が可能となります。それにより高い振れ精度を実現します。
工具の装着に熟練を要さず、誰でも簡単に最高の加工条件を実現できます。

熱特性と構造により3つのメリットを実現しているため、
オペレータに依らず適切な工具保持を可能とし、
工具着脱プロセスの簡素化と高信頼性が得られます。
メリット2:スリムな形状
焼きばめホルダは、ほかのホルダに比べてスリムな形状が特徴です。
普通ではワークと接触してしまうような加工の場面でも、
焼きばめホルダなら回避することができます。
コレットチャック

ホルダサイズが大きくワークとの接触の回避が困難となります。
突き出し量を調整することで、接触を回避することもできますが、加工精度に悪影響を及ぼします。
焼きばめホルダ

焼きばめホルダは一体のパーツであることから他のホルダに比べてもスリムな形状です。そのため、ワークとの干渉を最も避けやすく、加工の幅が広がります。
この形状により、工具の突き出し量を短く抑えられ、高い先端精度が実現できます。

スリムな形状でワークとの干渉を避けられ加工の幅が広がります。
特に5軸加工機の相性が良く、性能を引き上げることが可能です。
メリット3:工具交換の手間を削減
チャックコレット

焼きばめ装置


焼きばめ装置ならば突出量の調整や締め付けに熟練を要さず、
だれでも簡単に工具の適切な取付が可能です。


HAIMER社の焼きばめ装置パワークランプなら、
他社の焼きばめ装置よりも短時間で加熱・冷却が可能!
HAIMERについて

独HAIMER社はツールホールディング技術の分野におけるヨーロッパ市場のリーダーとして、革新的で高精度な製品を設計、製造、販売しています。
森精機が認定するDMQPにも、HAIMERの製品が選ばれています。
純正部品のように安心してご利用いただけるHAIMERのDMQP製品をぜひご検討ください。
