揺動パッドのご案内
加工の際、ワークの固定でこんなお困りごとはございませんか?
パッドが揺動してワークを確実に固定
ワークのクランプ面が斜めで固定が難しい

ワークの表面が水平ではないため、加工するための固定が安定しない…

揺動パッドはパッド部分の揺動により傾斜した表面でもしっかりと固定できます。


揺動パッドはワークとの接触時にワークの面に沿って、
揺動することができる台座です。
ワークに沿ってパッドが最大9度まで揺動。
これによって様々な形状のワークに対してしっかりとフィットします。

ワークと接触するパッドが揺動することで、ワークの傾きに適応

面接触によりワークの傷やへこみを低減
固定によるワークの傷や変形を減らしたい

強く固定しようとするとワークに傷がついてしまい、見栄えが悪くなってしまう…

揺動パッドは固定を常に面接触にできるため傷やへこみが付きづらいです。

ワークに傾斜のある形状のとき、台座とワークに隙間が生まれ一点でしか接触しないためワークに傷がつきやすくなってしまいます。そこで台座に揺動パッドを用いることで面で固定できるためワークの負荷を分散することができます。

揺動パッドを用いることでワークへの負荷を軽減
一般的な台座の場合・・・

点で接触
揺動パッドの場合・・・

面で接触
治具不要!揺動パッドなら様々な形状に対応
治具を加工する手間をなくしたい

加工する際にワークに合わせた治具を毎回作るのが大変。
どうにかならないか…

揺動パッドを使えば様々なワークに対応が可能であり、治具をワークに合わせ加工する必要はありません。


揺動パッドはワークを加工するときの台座、またはワークを固定するアームの先端に取り付けて使用します。
様々な形状に対応できるため、ワークに合わせた治具を作る手間はありません。


鋳肌のワークの面もセレーションタイプで固定することができます。

斜めのワークでもパッドが揺動することで、しっかりと固定できます。

高さが一定ではないワークでも、高さ調節タイプを用いることで固定が可能です。
HALDER社をお勧めする理由
高品質、高耐久
本体は熱処理したスチールまたはステンレス鋼を使用
小さな製品でも高い耐荷重を実現します。
反転防止機能付き
パッドが反転してワークを傷つけてしまうことを防ぐため、
反転防止機能を搭載しているため安心してご使用いただけます。
初期位置復帰機構
斜めになったパッドがワークを傷つけてしまうことを防ぐため、
ワークとの接触がなくなると平行な初期位置に自動で復帰します。
※初期位置復帰機構を搭載していない製品もございます。
豊富なラインナップ
材質はスチールとステンレス鋼、取り付けはオネジ・メネジ、パッドは平滑面とセレーションがあり、豊富な種類の製品をご用意しております。
製品紹介
幅広い製品ラインナップの標準在庫をご用意しております。お客様がお求めの製品をお選びください。
製品の特注も可能です。
標準タイプ(オネジ)

取り付けがオネジである標準的な揺動パッドです。
ネジサイズ | M6 – M24 |
耐荷重 | 10 – 165 kN |
初期位置復帰機構 | あり/なし |
パッド | 平滑/セレーション |
材質 | ステンレス鋼/熱処理鋼 |
標準タイプ(メネジ)

取り付けがメネジである標準的な揺動パッドです。
ネジサイズ | M3 – M5 |
耐荷重 | 10 – 90 kN |
初期位置復帰機構 | あり/なし |
パッド | 平滑/セレーション |
材質 | ステンレス鋼/熱処理鋼 |
硬質合金パッドタイプ

高さ調節タイプ

固定高さを変えられる揺動パッドです。
ネジサイズ | M8 – M30 |
耐荷重 | 8 – 165 kN |
初期位置復帰機構 | あり/なし |
パッド | 平滑/セレーション |
材質 | ステンレス鋼/熱処理鋼 |