ツールビジュアライザーのご案内

・工具に関するトラブルを減らすために 工具確認を厳重にする。
・生産効率が下がらないようにできる限り 効率的に工具管理をしたい。
このような相反するお客様の課題を
DMG MORIは画期的な計測システムで解決します。
「ツールビジュアライザー」とは

- 対象工具:最大径φ70mm,最大長さ 400mm
- 3次元(3D)モデル生成は現在ミーリング工具/ドリルが対象です。
旋削工具については対応検討中です。
工作機械上で工具を自動で計測・補正する
非接触工具形状計測システムです。
高画素カメラで取得した画像を用いて、工具の自動測定、
干渉チェック用の3次元(3D)モデルの作成、及び
工具の異常検知を行います。
工具状態確認の必要性

工具の状態は次の4つの段階で確認が必要になります。
ツールビジュアライザーはそれぞれのシーンで
お客様の工具状況を把握し、最適な対策を実施できるよう
サポートいたします。
ツールビジュアライザーの特徴
■従来の工具登録・測定に関する周辺システム

■ツールビジュアライザー

従来はシーンによっては異なる測定装置が必要で、機械から工具を外す必要もありました。
ツールビジュアライザーではこれらを統合、連携させることで高度な自動化を実現します。
ツールビジュアライザー導入のメリット
シーン1 : 3Dモデルの自動生成により、確実な干渉チェックを支援します。
シーン2 : 工具の自動測定により、効率よく高精度な加工を実現します。
シーン3 : 工具の摩耗状況から最適な交換時期を把握することで、ランニングコストを削減します。
シーン4 : 工具の折損、切りくずの巻き付きなど、工具状態を監視し対処することでワークの加工不良を防止できます。
シーン別 システムの特徴
シーン1:新規工具登録

干渉チェックに必要な工具の3次元(3D)モデルを短時間で容易に
自動生成します。
手間がかかる工具の3次元(3D)モデルの作成を短時間に行うことで
お客様の手間を削減するとともに工具干渉による機械故障を防ぎ
ダウンタイム発生を最小限にすることが可能です。
こんなお悩みを抱えるお客様向け
・シミュレーションを用いた干渉チェックをしたいが、ハードルが高い。
・手間がかかるので干渉チェックを省きがちになっている。
シーン2:加工前作業

簡単なボタン操作だけで、工具を自動測定、結果を
工具管理システムに自動連携します。
また、工作機内で工具と非接触で計測できるため、
工具を回転しながら工具振れを考慮した
高精度な測定が可能です。
以上の特徴より、人為的なミスを防ぎ、段取り作業時間を
削減できます。また、正確な測定が可能なため、
効率よく高精度な加工を実現します。
こんなお悩みを抱えるお客様向け
・工具測定値の誤差が加工精度に影響を与えている。
・工具登録にかかる時間と人為的な測定ミスを減らしたい。
シーン3:加工後作業

非常に高精度な刃具測定を実現することで加工機から工具を
外すことなく、工具の摩耗チェックが可能です。
そのため、オペレータの経験則に頼ることなく、
工具寿命の最大限まで工具を使用でき
ランニングコスト削減を実現することが可能です。
こんなお悩みを抱えるお客様向け
・気づいたら工具が摩耗していた。
・工具寿命を最大限活かして使いたい。
シーン4:工具交換

工具への切りくずの巻き付きや工具欠損を
早期に検知し、アラートを出して通知します。
異常の自動検知により、オペレータを
加工の監視業務から解放し、また、不良品発生率を
低くすることで効率的な生産を実現します。
こんなお悩みを抱えるお客様向け
・難削材の切削で工具破損が多い。
・切りくずによるワークの傷が多発。
対応機種
NTX2000 Ge2, NTX2500 Ge2, NTX3000 Ge2
ツールビジュアライザー 紹介動画
サービス対応フロー

少しでもご検討されている方はお気軽にこのページのお問い合わせボタンから受付下さい。

お問い合わせ時にいただいた内容に合わせて、見積提出や実機見学を実施します。

納入済の機械に導入いただく場合は、サービス担当者により装置取付を行います。
※機械と同時購入の場合は、出張日時調整は行いません。

サービス担当者により装置取付を行います。
※機械と同時購入の場合は、現地での取付作業は必要ありません。
事前確認内容
以下の内容を以下の内容をお問合せフォーム内の「お問い合わせ内容」にご記入ください。
お問い合わせ項目は、「製品・サービスに関して」を選択ください。
【納入済の機械へ導入をご希望の場合】
ツールビジュアライザーについて
・機番:
・見積要否:
・実機見学要否:
要の場合→日程候補:
・テスト計測希望有無:
・備考(質問等):
【機械と同時購入をご希望の場合】
ツールビジュアライザーについて
・興味あり機種:
・実機見学要否:
要の場合→日程候補:
・テスト計測希望有無:
・備考(質問等):